ネイルスクールに通い始めてから3ヶ月くらい経った頃、2級の試験を受けたあと、何日か後に私は1級の試験会場に一度行きました。
何しに行ったかというと、1級を受けるスクールの生徒さんのモデルとして行きました。
1級を受けた人は、1度目ではなく2度目の受験でした。私をモデルとして連れて行ってくれた人は、2度目ということもあり、余裕がありました。
当時は1級の試験にネイルケアもあったので、私の手を前日にある程度ケアし、(もちろんそんなことをしてはダメです)ルーススキンに見せるように、わざと甘皮の上からベースコートを塗ったりしていました。
(当時はケアからスタートだったので、前日に赤いマニキュアをモデルに塗っておいたのです)
当日も彼女は余裕の表情で、ケアをものすごいスピードでやってしまい、時間をもてあまし、私の小指のちょっとヘンにくっついている甘皮をつつきはじめました。
「ちょっと痛いな…」と思ったのですが、私はまだ新人だし、余裕の表情で1級試験を受けている先輩には何も言えず黙っていました。
少したって、彼女はものすごいビックリして、顔を上げました。自分の小指を見たら、なんと流血してるではないですか!?
彼女は私に小指を隠すように言いましたが、結局試験管はそれを見逃さず、しっかりチェックされました。
彼女は結局1級には合格できませんでした。